■ ■2日目(その1)展示会場 |
朝7時。携帯電話にセットした目覚ましで起床。 歯を磨いて目覚ましのシャワーを浴びて身支度。 1階・・・・じゃなかった0階ロビー横のレストランで朝食券を渡して朝食です。 よくある自分で好きな物を取ってきて食べるビッフェスタイル(バイキングスタイル)。 ビッフェには同じツアーの人が何人か居たので軽く会釈で挨拶。 ベーコンやゆで卵、サラダを適当に取ってきてパンとコーヒーで済ませました。 一旦部屋に戻り、集合時間の9時になったのでロビーへ。 本日の予定は一日展示会場です。 バスで会場まで行く人全員がそろったところでバスに乗り込み出発。 展示会場はシャルル・ド・ゴール空港の近くだそうで40分ぐらいで到着するそうです。 昨日空港から来た道を逆に空港に向かってバスは走ります。 パリ市近郊の高速道路はすべて無料だそうで料金所はありません。 予定どおり40分ぐらいで到着。 バスを降り、会場の建物の方へ歩いていると、向こうに見覚えのあるフランス人が会場に向かって歩いています。 サンタクロースに似た関西弁をしゃべる有名店の社長Bさんです。 Bさんの店は昔から私の会社とも交流が深く、ウチの社長のツアーにはBさんの東京の店のF氏が同行してます。 Bさんに挨拶に行き、明日社長とF氏がパリに到着する事を伝えておきました。 その後工業会ツアーのみんなで展示会場前で記念撮影。 ![]() 帰りの集合は4時30分と言うことで、いざ展示会場内へ。 大阪南港インテックス大阪や幕張メッセとは比べものにならないぐらい中はかなりの広さです。 この展示会場内にも一応私たちの工業会のブースも小さいながら出展しており、日本で2007年に 開催される展示会のアピールをしています。会場内での私たちの基地にもなりますので場所のチェックに。 もう一つの目的でもあるコンクールの開催場所もチェックしておきました。 ![]() ![]() 午前中はツアー団長でもあるMコンベアーのM社長と会場内を見て歩きました。 M社長と一緒に会場内のカフェでバゲットサンドとコーヒーで昼食。 昼からは一人で見て歩きました。 見覚えのあるロゴマーク発見。 以前、ウチの会社で機械を輸入したJ社のブースです。 中を覗いて見ると見覚えのあるフランス人が・・・・・ 機械を輸入した時、その機械のセッティングの為ウチの会社に何日間か来た技術者の人でした。 日本語は一切話せない人ですが声をかけてみると、その人(名前なんだったけ・・・・?)も 私の事を覚えていてくれたみたいです。 私、結構フランス人の知り合い居るやん。(^^; 会場を一人で歩いていると携帯電話が鳴りました。 見れば知らない電話番号です。 「だれだろ?」と思い電話を受けようとしたら・・電波が悪かったのか切れてしまいました。 間違い電話かもしれないし、その時はほっておいたのですが、1時間ぐらいしてからなにげに自分の携帯を見ると、 ほんの4〜5分前に「不在着信」で先ほどの電話番号が表示されています。 会場歩いていて人が多いから電話鳴ってるのに気がつかなかったようです。 とりあえず、その電話番号にかけてみました。 電話に出たのは女の人の声。やっぱり知らない人の声です。 しかし、相手の電波が悪かったのでしょうか?またすぐに切れてしまいました。 その後しばらくしたらまたその電話から着信があったので電話に出てみると・・・・・・・・・ 電話をかけてきたのはウチの会社の社長(通称みっちぃー)です。 社長 「ワシ、電話切り替えんと来てしもた。おまえもボーダフォンやろ?切り替え方教えろ」 *たぐ 「えっ?私の新しい機種の3Gタイプなので自動でそのままつかえますけど・・・・・・・・・」 社長 「わからんか。ネットでも何でもええから調べてこっち連絡くれ。機種は○×▲の■※だからな。」 *たぐ 「あ、、あぁ。。。ホテル帰らないとネットにつなげませんので夜になりますよ。」 社長 「たのむわ。」 いつも自分の要求を言ったらすぐに電話を切ってしまう社長様です。 そういえば、1週間前のツアー説明会の帰りに「電話アメリカに行った時のままや。設定変えておかな」とぼやいていました。 どおりで昨日から全然電話が繋がらなかった訳です。同じツアーの人の電話を借りてたみたいですね。。。 ・・・・・・って私、フランス来ても雑用を申しつけられてしまいました。(−−; 私の場合、一応今の会社に就職してから長いので一応名詞には「○長」と言う肩書きが書いてあります。 いくら日本全国に取引先があっても、社員30人ちょっとの町工場のような会社です。 たとえ肩書きがついていても実際は雑用から自分の仕事まで色々やらなければいけません。 上の人も昔から一緒ですし、肩書きが変わっても実質なんの変化もありません。 でも、一応肩書きが書いてあるので名詞を出すと「あぁ、*たぐさんは○長さんですか」って言われます。 相手と状況にもよりますが・・・・・・・ 「あ、これウチの会社では○長って書いて雑用って読むんですよ。」と説明したりしています。 正直に言ってるつもりなんですが相手はジョークと思って居るようです。実際は雑用も多いんですけどね。。 仕方ありません。たとえフランスでも申しつけられた雑用はすぐに解決しなければ、プロの雑用とは言えません。 ネットは今すぐには無理です。でも日本はちょうど夜の9時頃です。 私の知っているボーダフォンユーザーと言えば・・・うっちゃんです。 しかしうっちゃんも私と同じ色違いの3G携帯ですし、たぶん古いボーダフォンの切り替えを知っている訳がありません。 それに、出かけてるかもしれないのと仮に家に居たとしても めんどくさいとかわからんとか言いそうでアテになりません。 って訳でうっちゃんはダメ。 もう一人は・・・・・・・友人のMac先生が前の型のボーダフォンユーザーです。 Mac先生なら今頃家に居るだろうし、電話して調べてもらおう!! ・・・・・・・・・・・・ってか、ネットも電話(着信含む)も料金は私の個人負担なんですが・・・・・・・・(−−; とりあえずMac先生に電話して切り替え方法をネットで調べてもらう事に。 20分ぐらいで調べて電話してきてくれました。 「フランスなら電話の設定で900Mhz〜800Mhz帯に切り替えたら使える」との事。 やっぱり頼りになる人です。感謝感謝。 で、先ほどの電話番号にかけ、電話に出た女の人にウチの社長を出してもらうように頼むと、 社長はそばに居なかったらしく、切り替え方を社長に伝えてもらう事にしました。 これで雑用完了です。 今日は初日だしコンクールにも日本人選手団の出る日では無いみたいです。 それでも会場は広いのですべて見てると結構時間が経っていたみたいで、気がつけば集合時間が近づいていました。 集合場所へ行き、みんなそろった所でバスに乗りました。 今日は帰ってからツアー団長のM社長の買い物に付き合う約束をしています。 私が昨日ヴィトン本店の前に行った事を話してたので、是非その店に連れて行ってほしいとの事。 M社長、すでに嫁いでいる2人の娘さんに「お土産にヴィトンのバックを買ってきて!」と頼まれたとか。 噂ではパリのヴィトン本店より、日本のヴィトン・ショップの方が在庫があるらしいのですが。。 その娘さんにインターネットのページを写真付きで印刷した紙に商品の製品番号まで書いて渡されていました。 M社長はその頼まれたお土産を間違えずにちゃんと買えるか?在庫もちゃんとあるのか?と心配で心配で 昨日もなかなか寝れなかったとか。・・・・・・(^−^; そこそこ大きな会社でもあるMコンベアーの社長様も、自分の娘には弱い・・・・・・・?(^^; ホテルに到着して、一旦部屋に戻ってからすぐロビーに戻りでM社長と待ち合わせ、二人でルイ・ヴィトン本店に向かいました。 ルイ・ヴィトンはその日に売る商品しか店に在庫をおいて無いらしく、どうしてもほしい物がある場合は開店と同時に店に 行かなければ夕方には売り切れている事が多いとか。 できるだけ早く行った方が良さそうなので、ホテルそばの[ポルト・マイヨ駅]から地下鉄(METRO)に乗る事に。 チケット(1人1回1.4ユーロ)を窓口で買い、自動改札へ。 自動改札は切符を入れて遊園地の入り口によくある回転式の棒を押しながら進んで行くと目の前の扉が自動で開きます。 日本の自動改札の蓋みたいな扉では無く、人一人通れる改札口に背の高さほどの板が二枚あり、それが切符を入れれば 自動で開いてくれます。(改札を通るときには切符を取るのをお忘れ無く。駅の出口を出るまで必ず持って起きましょう。) 自動改札を入ると行き先別に通路が左右に分かれています。 M社長 「こっちかな?」 と歩いて行かれたので一緒にホームまで降りました。 チーフに 「パリから帰ってきて、地下鉄に乗ってなかったら許しませんよ!」と言われていたので、とりあえず 宿題はクリアーです。(M社長も同行だからカンニングみたいな物かな。。) ホームに降りて待っているとすぐに電車が来ました。 電車は日本の地下鉄より少々小柄で車輪はゴムタイヤです。 「プシュー」って言う音と共に電車の扉が開きました。 電車に乗り込むとすぐに発車。 ゴムタイヤの地下鉄といえば・・・・・・・昔、札幌で乗った事ありますが、結構ゴムタイヤの電車はうるさかった記憶があります。 パリの地下鉄は札幌の地下鉄より静かな走行音です。。。。。が! すっごく急加速&急停車。 何かにつかまって居ないと確実にこける!ってぐらいのブレーキングでしかも駅に止まると同時ぐらいに扉が開く。 駅では発車ベルも鳴らないし、乗り込もうとしてる人がいてもほとんど「無視!」ってな感じでいきなり扉が閉まったど同時に 急発進!って感じです。 恐ろしくせっかちな地下鉄です・・これでよくケガ人がでないものだ・・・・・ 物を買ったりするのに並ぶのは平気なフランス人。みんなのんびりししてるように見えて歩くのが速かったり、 地下鉄もおそろしく せっかち で・・・・・・一体どういう人種なんでしょうか? で、次の駅に到着した時に反対方向の電車に乗った事に気がつきました。 でも、平気です。パリの地下鉄は駅の出口を出ない限り自由に乗り換えができます。 電車を降りて、反対側のホームに行くと2分もせずに電車が来ました。 間違えなければ3個目の駅で降りれば良かったのですが、間違って反対方向に来たので4つ目の駅が目的の駅、 「ジョルジュ・サンク駅」です。車内アナウンスも無いので停車駅を数えておくか、到着した駅の名前をよく見ておくか。 スリが多いと聞いてるし、運転も荒いのでまったく気の抜けない電車です。 無事駅に着いて出口(SORTIE)と書いている方向へ。 出口は回転棒はありませんが改札入り口と同じような扉があります。(この出口を出たら切符は無効になります。) 手で押して開けるのか?っておもっていたら近づくだけで開きました。 ちなみに切符を回収する所はありません。記念(乗車証拠)に財布に入れ持って帰る事に。 地上に出る出口に行くとエスカレーターがありました。 みんな、右側に立って左側を急いでいる人の為に空けてます。 エスカレーターの乗り方も大阪と共通している。。(^−^; 外(地上)に出るとちょうど改装中のルイ・ヴィトン本店前でした。 |
2日目(その2)ヴィトン本店へ |
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